かりんのシロップは、寒さに耐えるために体力を使っている日々に、少しでも元気を取り戻すために作られました。同じように日常を過ごしていても、「今日は疲れたなぁ」とか「身体がだるいなぁ」と感じることが増えてきた方にぴったりのレシピです。特に乾燥がひどくなる季節は喉の不調が気になるもの。かりんのシロップは、身体の調子が少しでも悪いなと感じる前から日頃から飲んでもらえるように考えられました。
このシロップの特徴は、かりんの実の風味と甘い香りが広がり、それに灰汁やえぐ味が混ざることで、まるで自然そのものの美味しさを感じることができます。その中には、手間暇かかった分、作り手の「あなたの身体を想って」という思いが込められています。大切な人に贈ることを想定して作られたシロップで、その思いが味わい深さに繋がっているのです。
レシピは以下の通りです:
かりんのシロップ
材料:
- かりん:お好みの量で
- きび糖:かりんの量の40%
- 水:かりんが浸るくらいの量
手順:
- かりんを大きめのスライスに切り分け、種と実と皮に分ける。
- 皮と種を鍋に入れ、水を加える。
- 鍋を加熱し、水にとろみがついたら種と皮を濾して取り除く。
- かりんときび糖を加え、弱火でコトコトと煮る。途中でアクがでるので掬いながら煮る。
- 煮汁がビンク色になり、お水が1/3にまで減ったら火を止める。
これでできあがりです。ブログに掲載すると、読者の方々も手軽に試すことができ、自分の健康管理に取り入れてみることができるでしょう。お好みで蜂蜜を加えると風味が増してさらに美味しさが引き立ちます。是非、大切な人に贈る際に作ってみてください。